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おごおり地域づくり協議会内のオゴオリザクラ委員会は、平成23年よりオゴオリザクラの保護育成事業として、接ぎ木や芽接ぎなどでオゴオリザクラの遺伝子を残す作業を行っています。
『オゴオリザクラ』を小郡地域のブランドとして永遠に残し、地域内外の方に愛でて頂きたいとの想いで、オゴオリザクラまつりを継承しています。
【オゴオリザクラの由来】
『オゴオリザクラ』は、花は八重咲きで、花弁は15枚前後、おしべは50本前後で、普通は八重咲きのものにはめしべが不完全で結実しないものが多いのですがこのサクラのめしべは健全で少ないながら結実するのが特徴です。
植物分類学的には、種の段階ではヤマザクラ、品種の段階ではヤエノヤマザクラになりますが、栽培品名では今日まで記載されたものには該当するものが無く、未記載の品種として貴重です。
ヤマザクラとしては県下有数の巨木でしたが、平成27年の台風により倒木しました。
平成30年夏までは、山口市指定天然記念物として、山口市文化財保護課が管理していましたが、ついに、朽ち果ててしまいました。よって、市の指定文化財から外されることとなり、地域内外のオゴオリザクラファンから大変残念がられています。