心豊かな、住み良い地域社会づくりの実現に向けて、山口市の協働のあり方の大きな方向性について住民の手で取りまとめた「協働によるまちづくり推進方針」が、平成19年に市から示され、市民と市民、市民と行政、それぞれが協働して地域を支えていく仕組みづくりが行われました。その後、「山口市協働のまちづくり条例」を制定、21年4月に施行され、「市民の手による市民主体の地域社会」づくりが進められております。
これからの地域づくりにおいては、地域のことを一番わかっている住民のみなさんの主体的な活動が不可欠です。
そのためには、地域の中で、住民のみなさんの意思を反映させる仕組みや地域課題を話し合うための場をつくり、地域の実情を十分に踏まえながら、計画的に地域課題に取り組む体制が必要となっています。
市では、地域のまちづくりへの財政支援として、「地域づくり交付金」制度が創設され、これからの「協働によるまちづくり」を進めていくうえで、地域内の様々なニーズや課題を主体的に解決する地域づくりの推進団体として、小郡地域の各種団体等で構成する「おごおり地域づくり協議会」を平成22年2月に発足しました。